『セロ弾きのゴーシュ』朗読と音楽を開催しました

小学校の教室で朗読とチェロの演奏をしています

10月と12月に二つの小学校で、「セロ弾きのゴーシュ」の朗読とチェロの会を開催しました。

子どもたちに、宮澤賢治の世界を少しでも身近に感じてもらえればと思ってとりくみました。ご要望があれば、どの学校でも出向きたいと思っています。

【子どもたちからいただいた感想はこちらから】

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『セロ弾きのゴーシュ』

作 / 宮沢賢治
朗読 / 藤井いづみ
セロ / 竹林 良

・星めぐりの歌 【宮沢賢治 作曲】
・交響曲第6番 【ベートーベン 作曲】
●猫の場面
・無伴奏チェロ組曲 【コダーイ 作曲】
・オーケストラの為の協奏曲 【バルトーク 作曲】
●カッコウの場面
・カッコワルツウ 【ヨナーソン 作曲】
●タヌキの場面
・証城寺の狸ばやし 【中山晋平 作曲】
●ネズミの場面
・ハンガリーラプソディ 【ポッパー 作曲】
●アンコールの場面
・無伴奏チェロ組曲 【コダーイ 作曲】
・チェロソナタ 【ドビュッシー 作曲】

プロフィール
藤井いづみさん
つくば市在住。「まめの木文庫主催」。元白百合女子大学非常勤講師。昔話大学再話者協会指導者。語りの講師。わらべうた、絵本講師としても活動中。
竹林良さん
岐阜大学教育学部音楽科卒業、同研究生修了。1975年東京フィルハーモニー交響楽団に入団。その他、チェンバロとバロックのコンサートや子どものためのコンサート活動、オペラなどの演奏を重ねる。1984年、1989年、1994年、ヨーロッパ・アジア12か国45都市を巡る公演に参加。定年後はフリーの奏者として活動中。

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教室で朗読とチェロの演奏を聴く生徒たち

子どもたちからの感想

宮沢賢治さんの「セロ弾きのゴーシュ」の話を僕はなんとなくしか知りませんでした。だからとても興味を持っていました。そして藤井さんのお話が始まるとどんどん宮沢賢治の世界セロ弾きのゴーシュの世界に引きこまれていきました。藤井さんの読み方とチェロの音がとても良く合っていて、気持ち良くお話を聞くことができました。藤井さんの朗読をまた聞いてみたいと思っています。

「セロ弾きのゴーシュ」という題名は聞いたことがありましたが、お話の内容は知らなかったので、次はどうなるのかと、わくわくしました。また、朗読の間に入る竹林さんのチェロも音がきれいで、曲によってふん囲気が変わっていたので、とても感動しました。これからもすてきな朗読やチェロをがんばってください。

藤井さんの朗読は物語の世界が想像しやすく、とてもやさしい声で、私は物語の世界に引きこまれました。また、藤井さんの落ち着いた声とチェロの竹林さんの演奏がとてもマッチしていたのが良かったです。

「セロ弾きのゴーシュ」を朗読して下さってありがとうございます。藤井さんの朗読は落ち着いた声で聞き取りやすく、私も、ゴーシュの世界に入ったような気分になりました。私は、過去に「セロ弾きのゴーシュ」を読んだことがあるのですが、今回、朗読で改めて聞くと前よりも、おもしろく、すてきなお話に感じました。

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