主催者：藤井いづみ
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「東京子ども図書館」でおはなしの講習を受けた後、昔話や童話を子供達に語り聞かせる活動を進めてきました。
私がおはなしを語りだしたのは、1974年からで39年語り続けています。はじめは図書館などで語っていましたが、そのうちに子どもたちの成長を見ながら、生活の温もりを感じられる場で　いいおはなしを選んで語っていきたいという思いがとても強くなりました。1992年、自宅にてまめの木文庫を開設しました。
おはなしを聞きながら、その世界で想像力を働かせ、たっぷり遊んでほしいと思っっています。昔話、童話、詩、わらべうた、絵本の読み聞かせを大切にしています。人と人のかかわりが薄くなってきて、子どもを取り巻く環境が激変している今こそ、語り手と聞き手の親しい関係を築くことが、大切ではないかと思っています

『まめの木』では、子どもたちに継続しておはなしを語り、絵本を読んでいくので、子どもたちの集中して話を聞く力や、ことばを聞いて自分で想像する力や、自分にあったいい絵本を選ぶ目が自然に育っていくのが感じられます。